2013年の11月に日商簿記検定2級を取得しました。
あれから、約5年・・・さして役には立っていません!
簿記2級取得まで
もともと経理に関係した仕事についたこともなく、それ関係の仕事に従事したいと思ったわけでもありません。
ただ、履歴書に書く資格が空欄というのもなあ・・・という理由で取りました。
目的が浅いから2回落ちましたよ。
1回目は軽い気持ちで受けて不合格 合格率22.9%
2回目は独学だけどしっかり勉強して不合格 合格率13.86%
ちなみに、1回目と2回目の間に1回試験があったんですけれど、都合が悪くパスしました。
そのパスした回の合格率 47.56%
ひ、ひどくない?
で、3回目に合格 合格率22.53%でした。
パスした回の奇跡の合格率はともかく、やっぱり合格しにくい検定なんですよね。
「ほぼ」独学と言ったのは、3回目の前には職業訓練校に通っていて、簿記3級を習ったからです。
簿記3級を持っていないのに、いきなり2級を取ろうとしていたことが無謀かと思い、まずは3級を習いました。
で、3級を受験しようと思ったけれど、2級だけ独学で勉強を続けて2級を受験。
なんとか合格できました。
やっぱり3級を勉強しなおしたのが良かったかもしれません。
みんなが「難しい」と言っていた問題が、3級でみんなが苦手と思われていたところを2級用にアレンジしたものだったので。
2級を勉強する人って、2級の問題しか解かなくなるんですよね。
まあ、とにかく合格して良かった良かった。
簿記2級をとって良かったこと
・とりあえず、履歴書が埋まる。
・ハローワークのキレイなお姉さんに笑顔で褒められた
・面接先、登録に行った派遣会社でちょい褒められた
ぐらいかな?地味だな。。。
もともと経験がなかったので、仕事に繋がるということもなかったです。
とりあえずは、「すっっごくバカではない」という証明になればというぐらいの気持ちだったので、期待もなかったぶん何もありませんでした。
履歴書に「簿記2級」って書いてあると注目されるので、面接などの際に、話のきっかけにはなります。
あれから5年、簿記は無駄だった?
簿記の知識もほぼ薄れ、経理関係の仕事につくこともなく、確定申告もPCで専用ソフトで行っているから役に立ってはいません。
ですが、一生懸命勉強したこと、集中したこと、やり遂げたことは無駄ではなかったと思います。
やればできるという自信になる。
簿記の勉強していた頃、「この時間がお金になれば!」と何度も思いました。
勉強にかけている時間をお金を稼ぐ時間に換算したらとか考えていました。
今はその時間にライティングをしているので、あの頃考えていたことが、現実になってるんだなーっと、不思議な気持ちになります。
あとは地味に知識になったのかな?とは思います。
利益とか経費、仕損費なんて意識してなかったし、減価償却なんて知らなかった。
自分に直接関わりはなくても、世の中はそういうものが絡んで動いているんだなあっと。
だから、minneが流行り出して「やりたい!」と思ったときも、経費とか仕損費とか考えだしたら、生半可な気持ちじゃできないと踏み切れませんでした。
当時よくTVで取り上げられていたけれど、売上金額しか言わないから、すっごく儲かるように 聞こえてしまう。
でも、その裏では失敗や試行錯誤もあっただろうし、時間に換算して妥当なのか?材料の価格が高騰したらどうするんだ?価格は妥当に設定できるのか?とか色々考えてしまいました。
やりがいや達成感を借方に、時間や失敗を貸方に仕訳したりして。
簿記、関係ないですね。
役には立ってなくても、やったことは無駄にはなっていないです。
過去に戻っても、やっぱりやっていたと思う。
大人になって勉強するって、なかなかない経験だし、頑張ってる自分とか新鮮でした。
あ、あと左手で電卓が打てるようになりました!
すっごい練習したんですよね。披露するところもないんですが。
利き手と逆の手を使うと、脳が活性化されるって噂を聞いたこともあるし。
少しは脳が活性化されたんじゃないか!?と勝手に思ってます。