ランサーズでは、本名&顔写真公開の方が有利になるかもしれません。それとなーくランサーズが推奨している動きがあります。
・検索時に上位に表示されるかも。
・クライアントに信頼される
・直接依頼が増える
などなど、仕事上でメリットが増えることもあるようです。
ですが、ちょっと抵抗ある人も多いのでは?メリットがあるのは分かっていても、あえて公開しない理由について考えてみました。
本名&写真をさらしたくない理由
色々あると思いますが、個人的に思う理由をあげてみました。
そもそも本人確認済み
ランサーズでは、電話認証や免許証の提出をおこない、本人確認をしていることをプロフィールに示すことができます。
仲介する会社に身元が掴まれているのに、不特定多数に身元をさらさなきゃいけない理由がよく分かりません。
住んでいる県とおおよその年代は公開されているしね。(年代は隠せるようになりました)身元をさらすのはちょっと抵抗がある。
クライアントは本人確認をしていない人も多くいます。なのに、こちらの身元だけさらすのはどうも不可解。
もちろん強制ではないのですが、もしかしたら今後は顔出し名前出しの方が優遇されるのかもしれません。
そうなったら、なんか釈然としないような。。。
良心的なクライアントばかりじゃない
仕事を依頼したい方が多く集まる場所ですが、まれに怪しい人もいます。
自社のサービスの顧客にしようとしたり、商品を売りつけて、謝礼はごくごくわずかとか。
実際に、ライティングだと「スキルアップ」とか「実績増やせます」と誘って、すっごい低い単価、駄菓子と同じぐらいの単価で依頼を募集しているクライアントもいます。
そういう人たちに、本名と写真をさらすのが嫌な人もいると思います。
ランサーズさんが24時間チェックしていますが、その隙間を狙って外部URLに誘い出す手口もありますし。
自分を騙そうとする人に、自分の素性は少しでも掴まれたくないです。
副業する人には歓迎されなさそう
副業でランサーズに登録している方も、多くいると思います。たとえ会社が副業OKでも、副業を隠したい人もいますよね。
私も派遣時代は副業しても問題ありませんでしたが、会社には黙っていました。
プライベートなことなので必要以上に詮索されたくないし、いらない誤解を受けるのも面倒だと思っていたので。
ランサーズを知らなきゃ、いや、知っていてもバレるのなんて、余程の偶然だとは思います。
でも、隠したい人にとってはイヤですよね。少しでも隠せるものは隠したい。
デザイナーとかイラストレーターは?
こちらの分野でお仕事している方って、顔写真よりもデザインやイラストをアイコンにしたい方も多いんじゃないかと。
もちろん、実績があって顔が有名なら、顔だしの方が「本人じゃん!」と依頼かけてもらいやすいのかもしれない。
でも、たいがいの方ってそこまで有名じゃないですよね?
頻繁にメディアに取り上げられるとか、業界で有名な方でない限り。
そういう方はそもそもクラウドソーシング利用しないと思いますが・・・
やっぱり作品を顔にして、「こういうの作れますよ!」ってアピールしたいものじゃないか。
イラストレーターって実名よりも別の名前で活動している方もいるから、ランサーズで本名バーンと出すのは抵抗がある人もいるだろうし、ややこしいから統一したい人もいると思う。
SNSとランサーズが別人だったら連動しにくいってケースも想像できる。
少なくとも似顔絵で受注をしたい人なら、写真よりも似顔絵の方が依頼されやすいよね。
本名が・・・
本名なのに、本名だと地味になる方いませんか?私自身の名前が1度教えただけでは忘れられる自信があります!
認識しやすい名前もあれば、そうじゃない名前もあるんですよ。
他にも、本名だとちょっと・・・と悩んでしまう方もいるかもしれません。
・難しい、または読み方がいろいろあって正しく認識されない。
・よくある名前で同姓同名が多くてややこしい。
・漢字のイメージや音の響きで男女逆に間違えられることがある。
・本名が嫌いで使いたくない。
・本名だと商売運が下がる画数だ。
・本名と仕事のイメージが合致しない。
などなど。
男性向けの案件に提案したいのに女性に間違われる本名だと使いにくいとか、名字は平気だけど、名前が好きでないという人もいます。
画数気にする人って、一定数いますよね。仕事だからこそ仕事運のいい画数を好んで使っている方もいます。
結婚後に名字変わって画数悪くなったから、普段は違う漢字を使うという人を知っています。
芸能人でも改名するぐらいだから、ビジネスだからこそ、運気の良い名前を使いたい人もいる。
想像なんですが、
「剛腕豪子」という名前で「繊細で女性好みの癒しデザインが得意」なんて場合だと、トータルイメージをまとめるか、ギャップをとるかで悩むこともありそうです。
あとは、せっかくランサーズで案件多く受けて定着したけれど、結婚して姓が変わるときが面倒そう。特に女性は多い。
手続きすれば問題はないけれど、顔見知りでもない継続クライアント様にいちいちプライベート説明するの嫌だなーって人もいるんじゃないかと思う。
本名使いたくない理由は、人それぞれあるんじゃないかと思います。
せっかく別名でもOKなのに、なぜか本名の方が優遇されるって嫌ですよね。
顔写真と本名を出すクライアントの信頼性
クライアントではなくランサーの立場からすると、会社名の分かっているクライアントに、ちょっと安心する気持ちはあります。
実在する会社とその担当者。顔写真がなくても、信頼度が上がるのは確かです。
個人でなんの登録情報もないクライアントよりかは前向きな気持ちになれます。
写真はともかく本名というか、正体が知りたい気持ちは分かります。
ですが、それが良いかどうかは別です。
実際にあったケース
会社名&名前&顔写真まで登録したクライアントとやり取りしたことがありますが、1度でご縁を切りました。
ご継続のお話もありましたし、単価も安過ぎたわけではなかったです。
良い方だったのですが、、、私が言うのもなんですが、あまりお仕事のできる方ではなかったようです。
段取りが悪くて後出しが多い。こちらにザックリとお任せしながら、いまさら修正?というやり取りが多く、たった1回のお仕事で疲れてしまいました。
「顔と名前が分かる = 信頼できる = 仕事がしやすい」にはなりません。
信頼があるから安心できるのと、仕事のしやすさは別ですよね。
結局、やり取りしてみないと良いか悪いかなんて分からないと思います。
依頼する側される側では別かもしれませんが、「素性が分かったから有能」とは限りません。
心配しすぎ?本名公表のデメリット
平気な人もいれば、そうでない人もいるということ。
SNSやネットに、顔も名前も出している人なんてたくさんいるから、神経質になる必要はないんですよね、きっと。
公表しているからって、「やめなよ!」と思ったことはありません。メリットの方が大きいこともあるから、出した方が良い人もたくさんいる。
ただ、出したくない人が不利になるようにするのはちょっとなー。そこを推進しないで欲しいです。
写真嫌いな人だっているし、常にどこかに顔がさらされているのが嫌だって人もいると思う。
若い女性だと、知らない男性から仕事に関係ないメッセージが届くこともあるようです。通報はできるけど、いちいち通報するの面倒ですよね。
名前と個人名が紐付いた情報、絶対絶対漏れないとも限りませんしね。
何かトラブルに巻き込まれたとき、検索されて出てきたら嫌だなあ。
私は小心者なので、お世話になっているとはいえクラウドソーシングサイトには記載したくないです。
本名と顔写真は出す?私個人は・・・
散々お世話になってきたけれど、公開して依頼を増やすぐらいなら、ランサーズ以外の場所で、違う働き方を見つけたいとも思います。
絶対公開しないと決めたわけではないけれど、「クライアントは身元すら確認なし、でもランサーは公開した方が有利だよ」とう状況では様子見ですね。
【2024年の現在】ランサーズで本名出している?
上記は2018年に書いたのですが、2024年現在も写真と名前は変更していません。つまり、本名も私の写真も掲載していない状態です。
その結果なのか、ランサーズでの新規案件はほぼなし。長く継続している案件のみが続いています。
私自身がもう、提案を出したり積極的に営業をかけたりしていないという要因もあります。あとはパッケージを販売する形が主流になり、やはり「本名 + 正規の顔写真」という形が有利になっているのかとも感じました。
ますますやる気をなくし、現在はクラウドソーシングはココナラの方が主流になっています。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】 は本名も顔写真も出さなくてOK!
本名や顔写真だしてもOKですが、どちらでもいいから安心感があります。
なので、ランサーズでは難しい!本名や写真も出したくないという方はココナラという手も考えてみてください。
同じ労力かけるなら、ココナラの方がうまくいくこともある。私はそうでした。
↓悲しい検証結果
副業ご検討の方、フリーランス目指している方は、
ランサーズに登録しつつ、ココナラにも挑戦という方法、試してみてくださいね。