クラウドソーシングでの依頼を見ていたら、「ストックイラストを制作する人を募集する」という案件がありました。
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・クライアントの指示に通りにイラスト作成
・Adobe Illustratorの使用必須
・1ヵ月に10点
・1点:1000円
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10点作れば10,000円の売上になります。
想像ですが、ストックイラストはそんなに複雑なものは作らないため、作業としては難しくはなさそうです。
でも、1,000円かー。安いー。
気になったのがこの条件
・手数料込みなので、手取りは1点800円。
・著作権譲渡
わー!!イラスト作った方の手取り額はさらに安くてビックリ。
相当短時間で、サクサク作っていけばいいのかな?2時間で10点とか作れれば、そこそこいける気もします。
クラウドソーシングでありがちな「著作権譲渡」。ストックイラストならなおさらですね。
クライアントがアップしているものが、別のところで本人がアップしてしまったら困るもの。これはしっかりと譲渡してもらわなければ、後々面倒になります。
ちゃんと書いてある、よくわかってらっしゃる!
ストックイラストを外注するメリット
売れ筋狙って考えて、イラストレーターにどんどん発注していくだけ。売れれば延々と収入につながるから、これはおいしい!
アップ作業とタグ付けは自分でやるにしても、一番手間がかかるイラストの作成を外注に出せばいい。
DLやアクセス数も見ながら、シーズンも考慮して作成するものを決めていく。で、どんどん発注してイラスト描いてもらう。
まずはとにかく量なので、依頼金額は先行投資。定期的にDLされるようになれば、働かなくても収入になる。
だって、1枚のイラストで延々と稼ぎ続けることも可能ですからね。
ストックイラストを受注するメリット
とにかくお金が稼ぎたい!早くお金が欲しい!もう、数千円でもいいから!!
はっ!私、イラストが描ける・・・イラレも使える。いまこの案件に応募したら、8,000円もらえるわ。た、助かった!
という方には、非常に良い案件かと。
ストックイラストを受注するデメリット
もはや、↑以外すべてデメリットなんじゃないかと。
・自分が描いたという権利を捨てて、イラストを安値で買い取ってもらう。
・実績として残らない。アピールできない。
・クラウドソーシング内でのアピールにはなるが、他クライアントに同じ手口で利用されそう。
・クライアントの要望どおりに作れるかは疑問。修正がガッツリ入ることも。
こわい。想像だけでこわい。
ストックイラスト作れる人は自分で登録している
普通に考えて、ストックイラストサイトに登録し、イラストをアップしていくのはそれほど手間じゃないと思います。
自分のプロフィール出して、イラスト発表していく場所としても使える。審査も難しくないし、無料だし。
どんな絵を描こうか?どう攻略していこうかと考えるのも、イラスト作るうえでの楽しみだと思う。
自分の名前でイラスト出して、それで稼げることに魅力があるわけだから、他人と組むメリットがない。
よほどの策士と組んだとしても、金額が見合わない。
・・・と、みんな分かっているからなのか、私が見たときには誰も応募していませんでした。
「バクマン。」みたいに二人でストックイラストとか
クライアントとしては、なかなかうまみのある依頼だと思います。ポートフォリオ見せてもらって、そこそこ描ける人見つければいい。
あとは、売れ筋のテイストで描いてもらえればいけそうな気もします。ベクター素材作れるのは頼もしい!
これ、クラウドソーシングじゃなくって、普通に二人組でやってもいいんじゃないかと?
漫画描くのに、原作者と漫画担当者がいるみたいに、売れ筋リサーチして考えて設計する人と、描く人で組むとか?
シュージンがリサーチして考えてラフ描いて、サイコーが絵を作る。
タグ付けと登録は二人でやるか、シュージンがやるか・・・みたいな。
「僕のストックイラストがテレビで使われたら、結婚してください」みたいな。
とりあえず私は一人で頑張る
まあ、↑の妄想はおいといて。とりあえず一人で頑張ってみます。
一人でやっていると、客観的に見てくれる人がいないから行き詰まるんだよなー。いや、行き詰まるほど描いていないのだが。
まだまだ暗闇の中ですが、コツコツとアップしていきたいと思います。