イラストレーターになりたいライターのブログ

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私をWebライターにしてくれたのはYahoo知恵袋かもしれない

「Yahoo知恵袋」って知っていますか?知っていますよね。利用したことなくっても、見たことある人は多いはず。

私は今のような仕事、Webライターを始めるずっと前に使っていたことがあります。

 

今はもう、文字打つのは仕事でいっぱいいっぱいで使っていませんが、思い返してみると、「私をWebライターにしてくれたのは、Yahoo知恵袋じゃないだろうか?」なんて思うことも。

当時を思い返しながら、書いてみたいと思います。

 

Yahoo知恵袋の何がおもしろかったのか?

当時まだ、ツイッターもやってなくって、SNSもそんなに盛んじゃなかった頃にハマっていました。

掲示板とかに近いかな?掲示板は同じ人、常連さんとの会話が多いけれど、Yahoo知恵袋ってほとんど一期一会でして。それが新鮮だったと思います。

 

だから、仲良くなっていくという過程がなく、質問に対して回答するというシンプルなサクサク感を楽しんでいました。

質問に対して「こーしたら?あーしたら?」と余計なおせっかいを焼くのとか、知っていることを教えてあげるとか、なんであんなに快感なんでしょう。

まあ一種の「おしゃべり」ですよね。

 

上から目線で回答していたわけじゃないんですが、「こうじゃないですか?」って言ったことに納得されて、「ありがとー!」って言われたらなんか嬉しい。ささやかな喜びみたいな。

ほんと、昔から地味で暗かったんだな私。

 

余計なお世話をして自己満足できるのが、Yahoo知恵袋のメリットだと思います。

回答してもお金になるわけでなく、まったく知らない人の悩みにのるんですよ。よほどヒマじゃないとやっていないはず。

 

当時私は・・・そこまでヒマじゃなかったはずですが、スキマ時間を潰してやっていました。変な習慣になってしまって、ついついチェックするように。

やっぱり回答が選ばれて、感謝されると心地いい。「役に立てた!」という満足感というか、「相手にしてもらえた」感が得られるのが良かったと思います。

 

なんか、寂しい人だね。当時の方が今より人間関係も充実していたはずなのに。

 

真剣に考えるようになるのがおもしろい

全部の悩みにテキトーな答えを書いていたわけではありません。テキトーというか、割とふざけた釣りのような質問に、どう返そうかと考えるのもおもしろかった。

海外の業者に「業者ですよね?」ってリアクションするのとか。

 

たとえば、「デートにコレ着ていくのどうですか?」ってな質問があるんですが、実は海外サイトのファッションサイトにリンクがつながっています。

日本語も変だし、同じユーザー名で何度も同じ投稿を繰り返しているから、すぐ分かる。

真面目に回答している人も多いんですよね。それに対して「もう少し日本語を勉強してからでないと釣るのは難しいですよ」とか書き込んで商売の邪魔をする。

 

そんなこともしながら、「どう答えれば納得させられるのか」と考えるのが面白かったんだと思います。

やっぱり「わあ!なるほど!!」と言ってもらえると、喜びもある。たとえば、

「初デートに黒のトップスを着て細見え効果を狙いたいけど、どう?」の質問に、

「食事メインなら上半身しか見えない。トップスに明るい色を持っていた方が、顔映りが良くて好印象」と答えるとか。

で、ベストアンサーとかになると「よしっ!」となるわけです。

 

つまり、Webライターは誰でもなれる!

こんな知恵袋で遊んでいた私でさえWebライターとして生活しているので、ほんと間口は広いと思います。
文字が打てたら誰でもなれるんじゃないかと。


そのぶん、大量に募集しているところでは優劣なく、一定単価でひたすら書かされるようにもなります。文章の良し悪しなんて関係なし!レギュレーション通りに書いて、修正してくれたらそれでOKみたいな。


真面目な人ほど時間の割に収入にならないなんて事態にもなりそうです。実際に大量案件のチャットワーク見ていると感じてしまう。

 

ライター業にもちょっとは活かせているが・・・

知恵袋ユーザーは顔の見えない相手だけれど、質問はかなりリアル。それに対していろいろ考えて答えを用意することは、webライターの仕事に近いんじゃないかな?と。

 自分で質問探って、回答を出す。それは数千文字にして記事にする。

 

単純にネタについて書くこともあるけれど、ほとんどは不安や悩み、疑問に対する回答を用意し、提示するってのが流れなので。

知恵袋の延長線上に、今の記事量産型ライター業があると感じています。

 

ただ、記事に対しては質問者からのリアクションがないから、おもしろみはない。

PVとか数だけでしか確認できないけれど、見た人が多いからって、納得されているかは不明ですよね。

 

webライティングって、seoだのキーワードだのって言うけれど、それさえ意識していれば、文章はありきたりでもいいのか?みんな同じになっちゃうんじゃないの?と思うところも。

クライアントに指示されたままにということもあるので、「う~ん、よくある記事っぽいな」と思いながら書くこともあります。

独創性出すとNGになることもあるし。

 

キーワードの効果が出て、ヒットしても、「本当にこれで解決しているのか?」と思うことも。

 

知恵袋で回答することはないけれど、たまに質問などは参考に見ています。やっぱり自分が体験しないことを書かなきゃいけないことも多いので。

リアルな声を探りつつ、ニュースサイトや公式サイトから答えを探して、記事にすることも。

取材やインタビューがない仕事なだけに、Yahoo知恵袋にはお世話になることも多々あります。

 

Yahoo知恵袋以外ではSNSも活用

ツイッターや発言小町なども、ちょくちょく活用しています。やっぱり検索で出てくることとは違う結果が出てきて、よりリアル。

ネットの検索って、もはや同じ記事ばかりが上位表示されるけれど、SNS系はいろんな意見があっておもしろいです。

 

もちろん、個人の見解や情報なので、他意見や裏付けも調べなきゃいけないんですが、新たな気付きとかあっておもしろい。

ただ、見るのが大変なんですけれどね。目が疲れます。

 

おわりに

Yahoo知恵袋で文字打ちつつ、クラウドソーシングを利用すればWebライターにはなれてしまうもの。

でも、そのままの感覚、「文字さえ打てばいい」でやっていると、単価上がらず苦しくなるかも。

 

 今度は見る立場からYahoo知恵袋を活用しつつ、もっと有意義なことライティングできる人にならねばなと。 

 もっと単価高くって、おもしろい仕事したいです。