Webライターやっていると色んな案件を経験します。そんななか、過去には受けたけど、もう引き受けないぞって決めている仕事もあります。
まあ、オンライン打ち合わせをしないっていうのもその一つですが、今回はもうちょい違う話。
多分、Webライター1年ぐらいの人でも、この仕事を経験したことはあるのかと。今も受けている人いると思う。
悪いことではない。やめとけってことではなくって、オンライン打ち合わせ同様に、「私は引き受けないぞ」って決めている仕事です。
それは、物品を送ってもらって返却する仕事。
なんで断っているかって話を軽くしますが、経験ない方はちょっとだけ知っておいてくださいね。
物品を送ってもらうライター仕事とは?
商品レビューです。Amazonとか楽天市場に口コミを書けってことではなく、自社のアフィリエイトブログやコラムにて感想を載せたいから、実際に商品を試して記事を書いて欲しいという案件ですね。
これはちょくちょくあります。
大体が写真も撮影してというオプション付で、過去にいくつか経験したことがあります。
最初は住所教えるのためらいますが、まあ、ちゃんとした実在する会社ならば引き受けます。
検索しても出てこない会社や、個人だったらためらいますが。
物品を送ってもらい、記事を作成することは問題ありません。
問題は、物品をまた送り返さなければならないということに困っています。
物品を送り返す仕事を引き受けない理由
やはり、単純に不安が大きいからです。
美容家電とか送り返す際、自分でも動作確認して念入りにチェックして梱包して送り返すのですが、道中壊れないか不安は尽きない。
なんかあって揉めるのイヤだし。
過去に高級ドライヤーを複数レビューしたことあるけど、使うのも送り返す際もドキドキだったよ!
↓これは個人的に推しているドライヤーです
今まで一度も失敗したことはなかったのですが、宅配便担当の方が良いお仕事をしてくださっただけなのかもしれない。
不慮の事故とか紛失とか、絶対ないわけじゃないし、着いた後で動作しなかったっていわれたらどうしよう?って、やっぱり連絡来るまで不安な気持ちで過ごさなきゃいけないんですよね。
単に私が小心者なのですが、そんな不安感に襲われるぐらいなら、引き受けない方が楽です。
あと、単純に集荷の手配するの面倒だしね。
不安と面倒以外にも、物品を送り返したくない理由は他にもあります。
衛生面で不安な物品は送り返したくない
一度使用して、送り返して欲しいと言われたのですが、それが「コスメ」だったんですよ。
メルカリなんかだと使用済みコスメって売り買いしているみたいですが、私は無理かなー?知らない人のコスメは使いたくない。
「マスカラ5本の比較記事が欲しい」と言われ、マスカラを送るから送り返して欲しいと言われたんですよね。
いや、無理ですって。
自分が使ったやつ、いくら拭き取っても送り返すのなんか抵抗ある。
「衛生的に大丈夫ですか?」って聞いたら、「あ、そうですよね。じゃあ別の製品にします」って言われてチェンジになったのですが、モヤモヤしました。
相手の担当さんが男性だったので、メイク用品について無頓着だったのかもしれません。言わなかったら送られてきたのかー。
でも、私が使ったマスカラを社内に戻して、それどうするの?また誰か使うの??
私が眼病とか持っていたらどうするの?使い回すの恐くない?
別のライターさんに送って送り戻してもらって、私にも送ってくるという可能性もある。それも嫌だ。
なので、他人がまた使用した際にリスクがある物については、返品したくないなあと思って断っています。
スキンケアとかでも嫌ですね。開封したクリームとか、使いたくない。自分が新品開封しても、それ送り返すのは罪悪感がある。
誰かが嫌な思いをするか、誰も使いたくなくって廃棄されてしまうかと思うと嫌だ。
知り合いからもらうなら大丈夫。潔癖症ではないけれど、コロナ禍を経験している世代だしねえ。
絶対引き受けたくなかったWebライティング案件
コスメとか衛生面で気になるという話に通じつつ、絶対に嫌だと思ったのが、
ナイトブラです。
いやいやいやいや、下着じゃん。洗濯したって送り返したくないよ。
下着の通販でサイズ合わなかったから返却するのとは訳が違うよ。顧客じゃないから。
案件スタートしてから「やっぱり着用写真も撮影してください」って言われるの嫌だし、断ったら仕事キャンセルされるかもしれないうえに下着を返す手間も増えるとかめんどくさいし。
「返却が必要ならお引受けできません」って断りました。
まあ、ライターに提供するのもったいないから使い回したいんだろうな。
でもさ、私だって洗濯されたとしても、知らない人が身につけた下着を着用したくないよ。何人ものライターが身につけているかもしれないし、男性が触った可能性がないともいえない下着、いくらブラでも嫌だよ。
当時調べたら女性向けのショップで実在する会社だったのですが、それでも引き受けなくて良かったかも。
しばらくしてから、SNSで衝撃的な投稿見ちゃったので。
仕事と偽って女性に下着を送って写真を撮影してもらい、返却された下着と投稿写真をセットで男性に売っていたという事件があったらしい。
私に声をかけてきた会社はちゃんとした企業ぽかったけど、そういう事例もあるので安易に引き受けない方がいいと思う。
ちゃんとした会社でも、ライターやインフルエンサーに疑われないように返却を求めない方がいいんじゃないかと思いました。
「え?ブラ返却するの?変な使い方しませんか?」って、企業やブランドが疑われる羽目になるかもしれない。ライターだって顧客になる可能性あるのにね。
双方にとってプラスにならないから、レビューが欲しいなら経費と割り切って商品提供しちゃった方が安心だと思う。
商品レビューの仕事は物品提供のみが安心
そんな理由にて、物品を送り返すという案件はお断りしています。
体感的には少ないんですよね。どちらかというと、「差し上げますので使ってくださいね♪」という企業が多い。
あまったら誰かに譲ってもいい。それがサンプル配布にもなって、企業にとって良い結果につながるかもしれないしね。
物品提供であっても、おうちにあったら困るなあって物は断っています。詳しくはいえませんが、処分に困る物や普段使わない物。
仕事にしても、記事にできないなら引き受けられません。
個人的な感想なので、物品を送り返す仕事を積極的にされている方もいると思います。
ただ、手間やリスクがあることを理解したうえで引き受けないと、トラブル時に大変なことになるかも?
ちょっと迷った際には、参考にしてみてくださいね。