人物を描く練習をしていると、 「服を着ていない状態」のモデルが欲しくなってきます。
服で隠れたラインが見えないと描きにくい。服を着た絵だけ描いていると、服でごまかしてしまう変なクセがつく。
でもヌードデッサンって、そこらでホイホイやっているものじゃないし、友達とかに頼めるものでもない。
私はヌードのポーズカタログを購入して何度か練習に使っていますので、それをちょこっとご紹介したいと思います。
ネットで探せるヌードみたいな資料
ヌード書籍の前に、私がスケッチに使う資料の探し方少しご紹介。だいたい、雑誌の切り抜きかネットで拾った画像が多いです。
でも、雑誌ってヌードに近い素材はほぼない。
なので、ネットで適当にキーワードを入れて探しています。
「踊る 女性」とか。
ダンサーはボディラインが見えやすい衣装も多いしポーズも多彩なので、見ているだけでも楽しいです。
フィギュアスケートの画像とか探すと、おもしろいポージングが出てくるので、ときどき参考にしてます。
「ダンサー」や「バレエ」とかでもいいです。アクティブだし美しいので、ヌードではないけれど人体の美しさをより実感しやすいです。
やっぱり筋肉がキレイについているし、ポージングも絵画のようで見ているだけでも楽しめます♪
ヌードモデルはいないがヌードを描きたい
ある程度人物を描いてみるとヌードも描きたくなる。というか、服着る人を描く前には、人の体をしっかりと描いておきたい。
服で隠れた部分がごまかしがちになり、ちゃんと理解できてないんですよね。
ヌードモデルを描くとなると、本買って描くのが一番てっとり早いだろうなって。こちらの本を使用しています。
こちらは数年前に購入し、たびたび描いています。
特徴は
・立ち姿から座り姿、寝っ転がったポーズなどの基本ポーズがそろっている。
・同じポーズのアングル別がそろっている。
・カラーとモノクロの2パターンがある。
1つのポーズに対し、カメラをグルグルと回して横姿、後ろ姿と角度を変えた写真が一緒に並んでいます。
さらに、斜め上から見た構図も。いわゆるアオリ・フカンという視点の高さを変えたポーズを同時に確認することが可能です。
ただ、目線以外のポーズ写真はちょっと小さめです。
まったく同じページの写真がカラー&モノクロであるため、陰影を確認したい方にも使いやすい。ええ、私はすっごく苦手でして。。。勉強になります。
適度にパタンと開きやすく、使いやすい大きさで重宝しています。以前に買ったブックスタンドに立てて使っていますが、机の上に広げてもOK。
練習にもいいですが、イラストのポーズ参考にも使えます。これは本当に買って良かった!描くと写真の美しさとの違いに愕然としますが、より上達したいという気持ちにもさせられるのかと。
まだ全部のポーズを描ききっていないのですが。全部を何度も描きたい!
ボールペンの一発描きに挑戦中ですが、む、難しい~~
Kindleだとパソコンの画面に出せるので、より使いやすそう。拡大もしやすいですしね。電子書籍の良さが活かせそうです。
男性ポーズに二人ポーズカタログもあるよ!!
当然ですが、男性のポーズカタログもありまして。
男性に言っていいものかわかりませんが、キレイな体してますね。
二人のポーズカタログも!
少女漫画とかに使えそう。なんだかドキドキするポーズがたくさんありそうです。
DVD付きのもあるんですね。ブックスタンドいらずで良さそう。
イチオシの人気ヌードポーズカタログ
こちら、「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦先生が絶賛していることで有名なんです。
ただ、他口コミを見ると「少女漫画に使えるカットはない」とのことです。うん、想像できないや。
モデルが美しくって下着も小さめなので、筋肉の付き方や動きも理解しやすい1冊です。
おすすめしにくいヌードポーズカタログ
もうちょい攻めたヌードポーズの書籍もいくつかあるのですが、「18歳以上ですか?」と聞かれてしまうので、正直おすすめしにくい!
女体をアピールしているので、人体を描きたいという人には余計な情報が多いのかも?
可愛さとか可憐さ、妖艶さとかが前面にでているようです。レビューを見ると、モデルさんのファンが購入しているようす。でも、練習用に購入されている方もいました!
画像出すのためらうので、気になる18歳以上の方は↑のリンクとかで確認してみてください。
あまりいやらしさとかが出ないポーズ集をお探しの方には、やはりロングセラーかつ、立ったり座ったりというごくごく普通のポーズの「基本ポーズ編」がおすすめです。