ストックイラストは、人物より素材の方が売れやすいです。
えっと、私の場合全体の売上自体がまだ多くないのですが、やっぱり背景とか年賀状とかの方が出やすいですね。
今年は年賀状、調子悪いのですが。。。
たとえば、↓のような素材はちょくちょくお買い上げいただいています。
人物よりもこういう素材の方が需要があり、使うシーンが多いのかもしれません。
もちろん、人物イラストがどんどん売れている方もいます。使いやすいキャラクターや表情やポーズ別で豊富にそろえて需要を高める方法もあるため、いちがいに人物は売れないというわけではありません。
そういうのが得意じゃないのなら、売れにくい人物より売れやすい素材をたくさん描いた方がいいと思いますよね。
私もそう思います。
それでもなぜ人物を描くのか?あらためて考えてみました。
ストックイラスト用に人物を描く3つの理由
売上には繋がりにくい(私の場合)のですが、なぜ人物を描くのか?その理由を3つあげてみました。
1. 「人物」は売れると嬉しい
人物描いてもまったく売れないのなら、ストックイラスト用に描くのはあきらめようと思いますが、ちょっとは売れる。
正直、人物のイラストは自分の個性が出るため、売れると嬉しいんですよね。
利用していただくのに私の個性とかいらないのは十分承知ですが、やっぱり人物イラストってキャラクターみたいなもの。
だから、一番「自分の絵」って感じがする。
たとえ商業用に寄せて描いたものでも、素材よりなじみがある気がします。
他イラストレーターさんでも、人物以外のモチーフより人物の方が「あ、○○さんのイラストだ!」って認識しやすい。
タッチや配色で分かるものもあるけれど、人物が一番分かりやすいです。
売れると「必要とされているのかなー♪」って思えるから、描きたくなる。モチベーションが上がりやすいので、描き続けたくなります。
2. 描かないと描けなくなる
人物描くの苦手です。やっぱり難しい。
他モチーフが得意というわけではありませんが、やはり人物が一番手こずりますね。
なので、定期的に描いて感覚を忘れないようにしています。描かなくなる期間が空くほど、なんも描けなくなりそうで怖いので。
定期的に描いている時期の方が、新しいイラストも描きやすい。
もうこれ、自分だけの理由でストックイラスト購入者には関係ないんですよね。こちら側だけの都合です。
でも、ストックイラストという目的があるから意識して描き続けられる。
人物練習するためにストックイラスト描くのもアリかと思います。売れることを意識するので、自己満足な練習しているだけよりいいんじゃないかと。
最近は練習不足気味なのでもうちょいどうにかしたい。
↑せっかくの資料本、練習にも活かしたい!
3. テーマが広げやすい
たとえば「美容」をテーマにしたとき、肌の断面図とか化粧水だけのイラストをたくさん作ることもできます。
たとえばこういう疾患症状は、人物のイラストの方が分かりやすいかと。
写真だと素材を用意するの大変ですし、生々し過ぎて驚いてしまうもののあります。
具体的で分かりやすいというメリットもありますが。
他のテーマでも、人物が入るだけで雰囲気が変わります。もっと分かりやすくできるものもあるかと思います。
なので、人物は描けた方があとあと有利になるかと。まだまだ売り上げに繋がらなくてもいろんなテーマに挑戦し、描けるレパートリーを増やしていくのもいいかなっと思って描き続けています。
これからのストックイラスト課題は?
ただ描いているだけでは売り上げにも上達にも繋がらないため、ちゃんと課題を設定しないとな・・・と、ぼんやり考えてはいます。人物のイラストを上達させること
売れる人物画を意識すること
登録数を増やすこと
ストックイラストの基本ですね。数百枚でかなり売上をあげている方はいますが、そんな人は多くはない。
特にラスターで登録しているので、より数をぶっこんでいかないと売上と呼べるほどのものは発生しない。
ホント、ラスターかつピンポイントで購入意欲をそそるものを狙えない奴なので、数千枚単位で上げないといけないなと実感しております。
遠い・・・道のりが遠いよ。