昔経験した、ちょっと怖い話をしますね。
私はもともとイラストレーターに憧れていたけれど、そっちの才能はまったくなくって、なぜかWebライティングを中心にお仕事をするようになりました。
今は完全にストックイラスト作るのみで、イラストはほぼ描いていない。
まあ、いつか描くかもしれないし描かないかもしれないが、それはひとまず置いておきます。
イラスト描いていたときは、サイト作って(無料で作れるやつ)イラストを掲載していました。
今ならSNSに掲載するんだろうけど、昔はなかったんだよ。趣味でもアマチュアでも自分でサイト立ち上げてイラストアップする文化があったんです。
イラストサイトはそのまま、でもWebライティングのお仕事はクラウドソーシングサイトでしか請け負っていなかったです。
最初はクラウドソーシングでイラストを・・・と思っていたのですが、イラストの仕事取るのは難しそうだったので記事作成を仕事を始め、それが軌道に乗ってWebライターになったのです。
そもそもクラウドソーシングサイトは自サイトのリンク貼って誘導するの禁止だし、自サイトはイラスト、仕事はライティングと別々だったので、SNSでも他でも匂わせることは一切していませんでした。
ところがある日、イラストサイトの方に依頼が来たんです。
なぜか、記事作成の依頼が!
しかも、その人はクラウドソーシングサイトで何度かご依頼があったクライアントだった。でもその話は一切なくって、「初めまして」みたいな顔で依頼したいとメッセージしてきたんです。
私、ブログにはWebライティングの仕事をしているとは書いたかもしれないが、別にお仕事の募集はしていない。そしてサイトも当時のブログのメインもイラストであって、記事作成の仕事をしたいなんてどこにも掲載していない。
私のサイトが「記事作成も承っていますよ、連絡くださいね!」って形であったなら、「あらあら、クラウドソーシングサイトでお世話になっているクライアントさんじゃないですか!偶然ですね!」ってなるかもしれない。
でも、そんな形に作っていないサイトに連絡きたら、「え?はあ??わざわざ探ってきたの・・・怖っ!!」ってなるわ。
クラウドソーシングサイトだと手数料がかかるから、そりゃあ直取引した方がお得だよ。
でも、私は手数料は必要経費と思ってクラウドソーシングサイトを主な取引場にしていた。途中で連絡なくなるとか、支払いしてくれないとか、そういうリスクをなくすために。(過去にイラスト関係でそういうのがあったんだよ)
いくらクラウドソーシングサイト上で問題なく取引していた相手でも、こっちがウェルカムしていないのに来られると怖い。
怖かったのでご丁寧に断った。
そして、すぐにイラストサイトも消した。
イラストサイトはなんとなく作っておいたものの、あまり更新もしていなかったし、いつかは消してもいいなあって思ったので良いタイミングだったかもしれない。
アップしたければSNS使えばいいし。
もう何年か前のことだからいいやって思って書いたけど、普通は喜ぶべきことですよね。
クラウドソーシングよりも直で依頼されるのが嬉しいWebライターの方が多いんだろうし。手数料分もらえるお金もアップするかもしれないし。
喜べない私の方が変わっているんだろうけど、別に望んでもいないからねえ。
そもそも、イラストメインのサイトに「記事書いてください」ってメッセージ送ってくるのもぶしつけで、「なんだか失礼だなー」と思った記憶もあります。嫌な気持ちがしたことから、前向きに引き受ける気持ちもなかったのかもしれません。
これ、クラウドソーシングサイトじゃなくって、いずれは直接お取引したいって考えている人にはヒントになるのかも?
自サイトで匂わせておいて、クラウドソーシングサイトを使いたくないクライアントが探り当ててコンタクト取りに来てくれたらラッキーですよね。
でも私は、ライティング案件はクラウドソーシングサイトのみの取引でいいし、なんなら仕事したくないし、仕事はしたくないけどお金が必要だから仕方なく働いているって感じだし。ガツガツして何がなんでも仕事獲得したいという前向きな姿勢がない。
できるだけ人とやり取りしない、ストックイラストで稼げるようになりたいって思っている。
改めてストックイラストがんばろって思いました。
好みの指輪ためらいもなく買えるぐらい、頑張って稼げるようになろう。