イラストレーターになりたいライターのブログ

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なんのスキルもなしにフリーランスになったWebライターです。ほんとはイラストレーターになりたかった。
クラウドソーシングとか在宅ワーク、美容とかいろいろなネタを書いています。

忘れっぽい私が1年間読んだ小説のなかで心に残ったものは?

2019年も読書習慣は継続中、毎日なにかしら本を読んでいたかと思います。2019年はフィクションだけで54冊読みました。

1週間で1冊ぐらいのユルユルペースかな?読んだ端から内容を忘れて行くトリ頭ですが、その中から心に残ったものをいくつかご紹介していきます。

 

読書記録はカレンダーにメモ

読み終わった本は日付とタイトルと作者をカレンダーにメモしていきました。カレンダーはコチラのダイソーのもの。

ダイソー カレンダー

表はカレンダーですが、裏はメモになっているのでそこを活用しています。今年も同じものを色違いで買いました!

こんな風にザックリと。

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ノンフィクションとかは記録に残していません。ストーリーのある小説だけです。いろいろ読んでいるようで、割と同じ作家が続くこともありますね。

 

あと、Readeeにも記録しています。記録2度手間。

readee.rakuten.co.jp

 

でも、一覧になるのがおもしろくって。

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 外出先でも「あれ読んだかな?」ってチェックできますし。

 

2019年、心に残った本は?

今見返しても、内容がよく思い出せない本も多々あります。ホント、読んでどうこうというよりも、読んでいる行為を楽しんでいるんだと思います。小説の場合は本を読んで学びたいとか、人生の指針にしたいとかあまりないですね。

身になっているのかもしれないけれど、それ目的に読書しているわけではない。

 

は!前置きが長くなりましたが、以下の本が想い出深いです。

 

『ぎょらん』町田その子 

葬儀社を舞台にした不思議な話なのですが、生と死について考えさせられるストーリーです。「感動作!」「泣ける話!!」とか苦手なほうですが、これはかすかに切なくも愛おしくさせてくれるストーリーが良かった。
「泣かせるぞ!」って感じじゃなくって、さりげなく大切なことを思い出させてくれる感じ。

 

こちらも読みましたが、やっぱり良かった。表紙のイメージから軽い青春ものかと思いましたが、読んでおいて良かったです。
 
2019年に知ることができて良かった作家さん、これからも楽しみです。
 
 

『クローゼット』千早茜

洋服に惹かれている男と補修士の女、美しいドレスたちが保管されている美術館で働く人々の話。
人間ドラマかつお仕事小説でもあるけれど、なにより洋服への価値観が変わりそう。

 

『裸の華』桜木紫乃

踊れなくなった元ストリッパーが故郷で新しいお店を開くというお話。登場人物たちの挫折や再生、夢や未来を描く。桜木作品独特の描写が心に残る、ダンサーの物語。
踊れるっていいなあ。ダンスできる人に憧れます。あと、夢はいくつになっても、ずっと見続けていたいね。
 

 『線は、僕を描く』砥上裕將

水墨画家が書いたという、なかなかめずらしい作品。未経験の青年が水墨画を始め、やがて魅了されていく物語なので、水墨画を知らない人でも読めます。
絵に興味のある人なら、なおさらおもしろいかと。1冊で終わってしまうのが残念、もっとこの世界について知りたい、先のストーリーを読みたいと思う。
 

 『屍人荘の殺人』今村昌弘

 
デビュー作にしてミステリー賞を総なめにしたという作品。映画化もされましたね。
確かにおもしろかった。ミステリーなんだけれど、「え?そっち??」という方向性。思い切ったなあ。でも奇抜さはなくって、内容はミステリーとして楽しめました。
明智さーーん!!
 

 『徴産制』田中兆子

 
未来の日本では新型インフルによって若い女性が激減、そこで若い男性が女性に性転換して子供を産むという画期的な制度が始まってしまったという話。
女性になって気づくアレやコレ。設定はフィクションだけれど、感じることは共感ばかり。徴産制に参加するそれぞれの主人公にスポットを当てているので、いろんなパターンが読めておもしろいです。
タイトルと表紙で難しそうに見えるけれど、中身は読みやすい。
 
以前、↓の短編を読んで気になっていた作家さんだったので、今年また読めて良かったです。
 
 
こうやって振り返ってみると、意外と覚えている本が多い印象。他にもまだまだありまして、澤村伊智さんの『ぼぎわんが、来る』『ずうのめ人形』も今年初めて読みました。コワイーけれど、やっぱりおもしろい!映画見たいなあ。続きのシリーズもシリーズ外も読んでみたい。
 
 
映画化といえば、『ロマンスドール』も読みました。『百万円と苦虫女』読んで映画見て、今回の『ロマンスドール』も「あー、いい話だなあ」って。吉野万理子 『99通のラブレター』も印象に残っている。結末がたまらない。
 
思い返すといっぱい出てくる。本読むって楽しいね!
 

【番外編】漫画は『ブルーピリオド』が良かったです

久しぶりに紙の漫画を買いまして。少しだけ絵を描く身としては、山口つばさ『ブルーピリオド』に惹かれました。
見た目ヤンキーな主人公が頭で考えちゃうタイプで、なんか共感できる。頭のいい子が情熱を手に入れて試行錯誤して絵を描いていくさまがおもしろい。
 
そういう立ち位置じゃないって分かっているんだけれど、大葉先生って何気に色っぽくない?私だけが感じる色気かな??
 
 
2020年、今年も良い本に出会いたいなと思いつつ、ゆるっとした読書生活を続けていきたいと思います。